失業率は低下の一途をたどっている。
こうした経済環境でも転職指向、独立指向ともに依然として
高いレベルにある。
しかしながら、実態はそれほど甘いものではない。
転職についてみると、前の会社より大きな会社に就職し、
収入もアップするというのは至難の技。
年収ダウンは当たり前という状況なのだ。
むしろ転職によって会社規模は小さくなるケースのほうが
多いようだ。
年収に関してみてみると、30歳代までは年収アップになる
ケースもあるようだが、40歳代後半以降の世代ではマイ
ナスになっている。
50歳代では1割以上のダウンになっているようだ。
このように、中高年の転職は多くの場合年収ダウンを
伴う現実がある。
また、前の会社を辞めたものの、1年以上も仕事が
見つからないという人が非常に多いのだ。
私自身、前の会社を退職する際にはかなりの勇気を
必要とした。
ただ、私の場合、どうしても自分自身で自由に出来る
時間とお金が必要だったのだ。
そこに経済環境の激変という、独立開業を実現させる
ための加速機が丁度良い頃合で現われたということ
である。
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