60年代から70年代の高度成長時代であれば、大学を
出て会社に入れば大半の人は課長、部長と昇進して
うまくすれば取締役に上り詰めることもできた。
そうした企業体系が急速に変化している。
入社したビジネスマンが管理職適齢期になるころには
部下を持つ管理職になれる人は10人に1人程度になる
だろう。
そんな状況の中、自分のやりたい仕事、目指す役職に
つくには1つの会社にこだわっている時代ではなくなって
いる。
私が長年勤めていた会社を自主退職し、現在の会社を
立ち上げたのもこうした思いによるところが大きな割合
を占めている。
自分なりに会社に対して献身的な勤務態度をもって
勤めてきたつもりが、経営者からすればそれは当たり前
の事だったりする。
もちろんそれがいやで退職したわけではなく、このまま
いても自己実現は難しいと思えたからだ。
自己実現のためには独立開業が必ず選択肢に入って
くる。
望む仕事、役職に就けないまま会社にとどまっている
のではなく、自ら道を切り開く意欲を持つことがこれから
の時代は求められて行く。
今いる会社内にこだわることなく、積極的に外に目を
向けるべきだ。
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